『年収100万円の豊かな節約生活術』
『年収100万円の豊かな節約生活術』を読みました。
以前書いた早期リタイアの典型的なプロフィール2種のうち、独身相当にあたるプロフィールの部類の方の事例ですね。
独身、東大経済卒。
素材から調理することで、安く本格的な食事で豊かな生活をしている。友人たちとのホームパーティでも料理をふるまったり。
キャッシュの収入に頼らなくても、これだけの生活ができるのならいいなあと思う。老後の心配などないのだろうか、という点だけ不明だけど。
粉からつくる麺類やパンのレシピも参考になります。
早期リタイヤしている人のプロフィール2種
ダイヤモンドZAI 2020年10月号 の 13人のアーリーリタイア特集を読みました。
アーリーリタイアを実践した13人の生の声!
・現役時の資金計画やリタイア後の収支を徹底取材!
この13人をどのように選んできているのかわかりませんが、少なくともこの13人のプロフィールは、おもに2種類
ひとつは、「独身相当x投資なし → リタイア時純資産4~5千万円」
子どもがいなくて、支出を節制して給与の貯蓄をし、資産4~5千万円以上で(セミ)リタイア。寿命まで、少しアルバイトをするか、もしくは、最低限の生活費分を資産から取り崩すことで、特段のインフレなどがなければ生活できる人
もうひとつは、「子どもありx投資あり → リタイア時純資産2億円以上」
子どもがいて、支出節制による貯蓄とともに投資で増やし、資産2億円程度以上で(セミ)リタイア。寿命まで、投資を続けて、投資からの利金以内で生活していける人。上のグループと比べると、生活費の額も桁が違うのですが、投資による利金額が生活費を上回るので、リタイア後も資産は増える傾向にある。養育費も必要だし、上の取り崩す場合に比べて、投資用の元手分が必要ということもあるのでしょう。
大まかにとらえると、こんなところかなと思いました。
いずれの場合も、支出を最小限にするというのは大前提。
もちろん、ひとそれぞれなので、例外もありました。また、本特集以外のパターンもあるのかもしれません。
ここから自分に生かすとすると、
うちは子どもがいるので、
〇子どもを扶養しているうちは、資産2億円程度が、早期リタイアを検討する目安
〇子どもが独り立ちするまでにその条件を満たさない場合は、子どもが独り立ちした後、時折アルバイトをしながらなら、資産4~5千万円がリタイアを検討できる目安
ということか。
もちろん、どういう生活をするかや年金額によってもそれぞれだから、自分の場合について、必要な額を割り出して、ちゃんと準備をすることが必要ですね。
それでも、先人を参考にさせてもらえるのは、だいぶ安心ではあります。早期リタイアするかどうかわかりませんが。
キャリアウーマンにならずにキャリアを築きたい by O. ヘプバーン
『オードリー・ヘップバーンの言葉』 山口路子 にあったこの言葉を見た瞬間、そう、これこれ、私の欲しいのもこれ! と思ったのでした。
正確には、
「私の最大の願望は、
いわゆる
キャリア・ウーマンにならずに、
キャリアを築くことです」
by オードリー・・ヘプバーン
翻訳も絶妙です。
そういうことなんです、私の求めているもの。
やっぱりオードリーは素敵です。
この本全体は、オードリーのいろいろな人・ものに対しての愛情が凝縮表現されていて、後半の部分は、読みながら、涙があふれてきてしまいました。
生き方を考え直させられます。心洗われる一冊です。
月に一度のお参り
月に一度、地元の神社にお参りすることにしています。先月から始めたことなので、まだ2回め。
お参りしてみて知ったのですけれど、お参りしている地元の方らしき人、結構いらっしゃるんですね。たまたまかもしれませんが、今のところ女性ばかりです。
私の場合は、感謝を表現しようと思って。
そしたら、先日、本屋さんでふと目に入った本を手にとってみたところ、お参りの習慣のある人とない人で年収を比較してあったんです。そんなデータあるんですね?! それによると、お参りの習慣のある人の方が年収が高い、と書かれていました (^^) 。(n数・有意差不明)
私の想像するところでは、お参りしているから年収が高いというよりは、年収の高い人は、相応の挑戦もしているから、うまくいきますようにと祈る、運を引き寄せるということをしているのか、もしくは、年収の高い人は幸せだから、感謝の気持ちを持ちやすくお礼参り的なものなのではないか、と勝手に推測しています。
それはそれとして。
日々、大きな難なく、生活できていることに感謝です。
自然の恵みに目をやる
人からお金を稼ごうとするから、詐欺ギリギリとか、騙し合いみたいな広告が平気で放送されるんじゃないかなあ。
例えば。
〇〇(成分)は、うるおいを保持します。
↓
この化粧品には、〇〇が入っています。
というもの。
その化粧品がうるおいを保持するとは一言も言っていない。
うるおいを保持する成分が入っているけど、化粧品となった結果、うるおいを保持するとは言っていない(だって、ちょびっとしか入ってないから)。けど、まるで化粧品にうるおいを保持する効果があるかのように錯覚させる。
これ、合法。
もっと、自然からの恵みで生かされていることに気づいて、リプロダクティブネスを維持しつつ、自然の恵みを人の世界に活用させてもらうことに思いを巡らせられれば、こんな狭い視野で「太陽と北風」の北風みたいなことしなくなると思うんだよなあ。
とあるお城を訪れたときのこと。当時の城下町が再現された模型が展示されていた。城下町の庶民の家も再現されていたのだけれど、どこも、土地の一角に家がちょこっと建っていて、残りの土地は自家菜園だった。
「これだよ、これこれ!」と思った。
部分的に自給でき、少しだけ利金収入が得られる資産があれば、やりたくない仕事をして無理やり現金収入を作り出さなくてもなんとかやっていけて、世の中、騙し騙されが減るんじゃないか。
それが、都会に憧れて上京し、家を持とうとすると、敷地いっぱいに建てるかマンションになり、部分自給のための土地がなく、プロレタリアとなってしまう。
こうやって、再生産できるものを持たない状況となり、ブラック企業でも働かざるをえなくなって、ラットレースに巻き込まれていることに気づけるかどうか。